PARC TOPPARCビデオ『原発、ほんまかいな?』完成上映会


PARCビデオ『原発、ほんまかいな?』
               完成上映会


日時:2011年9月23日(金・祝) 11:00〜12:35 (開場10:30)

場所:法政大学富士見キャンパス ボナソワードタワー26F スカイホール

    〒102-8160 千代田区富士見2-17-1
    地下鉄・JR 飯田橋あるいは市ヶ谷駅 徒歩10分
    地図はこちら

参加費:500円


プログラム
 11:00 主催者あいさつ
 11:05 『原発、ほんまかいな?』上映(75分) 作品詳細はこちらから
 12:10 スカイプトーク:
     細川弘明(『原発、ほんまかいな?』監修、PARC代表理事、京都精華大学)
        「教育現場で原発問題をどう伝え、どうともに考えるか」
 12:35 終了予定
  
お申し込み
 事前のご予約は必要ありません。直接会場までお越しください(先着順)。
 満席となった場合は、立ち見もしくはご入場いただけない可能性があります。ご了承ください。

お問い合わせ
 下記連絡先までお気軽にどうぞ。

 特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
 TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
 E-mail: office@parc-jp.org



今回上映する『原発、ほんまかいな?』は、福島第一原発事故を受け、いま、原発をきちんと知り、どんな未来を選び取るのかをともに考えたい、という思いから、緊急制作した作品です。
PARC初のドラマ作品で、主人公2人の疑問に専門家が答えるかたちで「原発」の姿が明らかになっていきます。ぜひ、多くの方にご覧いただければと願っています。
上映会には、どなたでもご参加いただけます。ぜひ、お誘いあわせの上、お越しください!


『原発、ほんまかいな?』

2011年3月11日、冷却水を喪失し、一気にメルトダウンと水素爆発にむかった福島第一原発。

「電気事業連合会のパンフレットには『地震にも津波にも大丈夫』て書いてあるけど、うちら、だまされてたんとちゃうか?」
「なんでそんな危ないもんが日本中にあるねん!」
パンフレットを手に、八百屋の店先で悩み始めた由貴江と容子。
二人の疑問に、専門家や当事者がていねいに回答していく。

ピークを過ぎているウラン資源。ウラン鉱山で引き起こされている環境破壊や被ばく。輸送や燃料加工、再処理や廃棄物処分の過程で放出されるCO2。海に垂れ流される温排水、どんどん出る放射能を帯びたごみ。実現の見込みがまったくない高速増殖炉、ハイコスト・ハイリスク・ノーリターンの再処理計画、行き場も処理技術もない高レベル放射性廃棄物。最も高かった原発のコスト。事故がなくても放出されている放射能。被ばくを伴う労働がなければ発電できない事実。実はたくさん起きていた事故。本当は、原発がなくても足りる電気。

そして、福島第一原発災害は、多くの影響と被害をもたらしている。引き上げられる基準値、避難せざるを得ない人びと、農業など第一次産業への被害、脅かされる食と健康――。

一つひとつの事実を追い、原発の「ほんとうの姿」に迫る。
原発を「ちゃんと知り」、いま、未来を私たちで構想するための作品。

お話:細川弘明(PARC代表理事・京都精華大学) イボンヌ・マルガルラさん(豪州カカドゥの先住民族ミラル) 小出裕章さん(京都大学原子炉実験所) 大島堅一さん(立命館大学) 菅野正寿さん(福島県二本松市 有機農業) 崎山比早子さん(高木学校・元放射線医学総合研究所) A.Gさん(元原発労働者) 渡辺美紀子さん(原子力資料情報室) 根本敬さん(福島県農民連) 田中優さん(環境活動家)

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