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『原発、ほんまかいな?』お詫びと追記
アジア太平洋資料センター(PARC)制作
『原発、ほんまかいな?』の、「放射線が体に与える影響」というシーン(40分頃)で、誤解を招くおそれのある表現がありましたので、お詫びし、下記のとおり訂正いたします。
作品中のナレーションでは、「細胞分裂が活発なほど放射線への感受性が高い」ことの説明として、「放射線によって傷つけられたDNAが直し間違いを起こしていた場合、細胞分裂が活発であればあるほど、ガンの原因となる変異細胞が増えてしまうのです」と述べています。
上記の現象は実際に起こりうることなので間違いではないのですが、このナレーションの直前の崎山比早子さんのお話を受けた説明としては、細胞分裂の際にダメージを受けるリスクが高まることを指摘する方がより適切でしたので、下記のように訂正いたします。
細胞が分裂する前に、DNAは複製されます。DNAを二倍にして新しい細胞に分け与えるためです。そのDNAは、二重らせん構造によって損傷への抵抗力と高い修復機能を持っています。DNAの複製が始まると、二重らせんはほどけて二本に分かれ、それぞれが鋳型になって新しい鎖ができます。
このようにDNAを複製している最中にDNAの損傷が起きると、細胞は複製を一時中断し傷の修復を始めます。しかしこのとき、修復ミスを起こす確率が高くなると考えられます。
細胞分裂が大人と比べて盛んな胎児や乳児、子どもの放射線への感受性が高いのはこのためです。