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PARCでは、PARCの理念に賛同し、一緒に活動してくださる会員を募集しています。 会員になると、活動方針を決める会員総会での議決権を持つほか、PARCビデオの割引購入や自由学校連続講座への越境受講(単発参加)などの特典が受けられます。
入会について詳しく見るアジア太平洋資料センター(PARC)が設立されたのは1973年。活動の前身は1969年、ベトナム反戦運動の中で生まれた英文雑誌『AMPO』。この雑誌のサブタイトルは「A Report From the Japanese People’s Movement(日本の民衆からの発信)」。この名が語るように、英文『AMPO』はこの時代に日本で躍動した広い意味での新左翼や三里塚や水俣、沖縄などの動きを海外に伝える役割を果たしてきました。
『AMPO』を通じて日本とアジアの運動や人びとの声を海外へと発信する中で、逆に海外の仲間や友人・運動団体から多くの発行物や資料が届くようになっていきました。NGOや運動体のニュースレターや雑誌、年報や活動報告書、単行本、時にはメモや写真と、その形態はさまざまですが、どれもそれぞれの国や地域の中で社会変革をめざして、丹念につくられた資料であり、時代を紡ぐ記録でした。「アジア太平洋資料センター」という名の由来はここにあります。
その後は、海外からの資料だけでなく、国内の市民運動・社会運動のニューレターの交換も始まり、やがては国連機関や政府機関の統計や資料類等も次々と集積されていきました。
これらの資料は、創設から40年近くが経ち、インターネットメディアが浸透した現在も、日々PARC事務所に届けられています。その数はかつてよりは少なくなったものの、逆につくった人たちのぬくもりや思いがひしひしと伝わってくる、大切な資料であり記録であることに変わりはありません。
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