『静かな汚染、ネオニコチノイドー浸透性農薬は〈いのち〉に何をもたらすのか?』の上映を含むオンライン・イベント「有機農業の日にちなんでネオニコ動画上映会とabt13周年活動報告」 が一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(abt)の主催で12月9日(土)に行われます。
abt は浸透性農薬ネオニコチノイドをめぐる問題について先駆的に発信・助成を行ってきた団体で、上映作品も abt の企画を受けて制作されたものです。当日は同作の上映とともに、これまで13年間の活動報告が行われます。参加無料ですので、ぜひご参加ください。
以下、詳細を abt ウェブサイトより転載します(本件に関する問い合わせは、主催 abt までお願いします):
このたび、アクト・ビヨンド・トラスト(abt)の寄付月間Giving December賛同イベントとして、DVD『静かな汚染、ネオニコチノイド――浸透性農薬は〈いのち〉に何をもたらすのか?』の上映会と、abtが歩んできた13年間の活動報告会を併催します(参加無料/オンライン)。
abtは、市民活動支援のための独立した民間基金として2010年末に設立以来、「ネオニコチノイド系農薬問題」「エネルギーシフト」「東アジア環境交流」の3部門で累計206企画を助成してきました。特にネオニコチノイド系農薬については、設立当初はその言葉さえほとんど知られておらず、ネオニコをテーマに活動する市民団体や研究者もわずかの状況でしたが、最近は「みどりの食料システム戦略/法」の制定や、オーガニック給食を求める力強い市民のうねりが、有機農業を全国的に加速させるようになってきました。ただし、いまなお市場のネオニコフリー化はまだまだ道半ばで、スルホキサフロルなどの次世代ネオニコが流通することにより、人体や生態系へのいっそうの影響が懸念されます。
本イベントを機に、abtが取り組むネオニコチノイド系農薬やエネルギーシフト、東アジア環境交流について関心を深めるとともに、今後これらの助成プログラム強化をめざすabtへのご寄付を検討いただければ幸いです。
◆開催日時:2023年12月9日(土)14:00~15:20
※ 寄付月間Giving Decemberの賛同パートナーとして参加しています
※ 有機農業の日(12月8日)にちなんでいます
◆主催:一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(abt)
◆協力:NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
◆参加費:無料(事前申し込みが必要)
◆開催形式:Zoomによるオンライン開催
◆プログラム:
14:00 開会あいさつ
14:05 『静かな汚染、ネオニコチノイド――浸透性農薬は〈いのち〉に何をもたらすのか?』上映
14:45 上映内容の補足、DVDを使ったabt助成企画の事例紹介
14:55 ネオニコチノイド系農薬に関する問題点の概況について
15:00 abt13年間の軌跡、現在の活動、コミュニティacty(アクティ)について
15:15 継続寄付キャンペーンの紹介
15:20 閉会
お申し込み:
https://www.actbeyondtrust.org/event-info/17559/
※上映作品『静かな汚染、ネオニコチノイド―浸透性農薬は〈いのち〉に何をもたらすのか?』はDVDをPARCより発売中です。
※ また、ネオニコチノイド系農薬が人体にもたらす影響についてまとめたショートビデオ(16分39秒)を abt の YouTube で公開しています。