福島第一原発に溜まる汚染水の海洋放出即時停止と太平洋島しょ国の住民・先住民族の文化を尊重した対話の再開を求める緊急行動を7月19日、首相官邸前で行いました。アジア太平洋資料センター(PARC)とFoE Japanが共催。炎天下の開催にも関わらず、アジア太平洋地域10カ国以上の環境活動家らの結集をはじめ、約40人のご参加・ご支援に感謝申し上げます。
アジア太平洋の国々は日本の放射性廃水の海洋放出に賛同していません。日本政府はそれらの国々と対等な立場で対話を行い、今後も信頼されるパートナーとなるべく、まずもって海洋放出を即時停止させ、その上で承認を得るための対話を行うべきです。さらに、今後同様の問題の最小化を保障できる唯一の手段はすべての原発を稼働させないこと以外にあり得ません。
今後真摯な立場で太平洋の国々と対話をすることを改めて官邸に求めました。また、行動中はフィジーで行われた抗議集会での写真を掲げました。私たちはアジア太平洋の仲間とこれからも連帯した行動を続けます。
※今回の行動の前には「日本政府は即時停戦のために行動を!パレスチナ連帯官邸前アクション」がFoE Japan、Friends of the Earth Asia Pacificの主催、アーユス仏教国際協力ネットワーク、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)の協力で開催され、PARCのメンバーも参加しました。パレスチナとの連帯も継続しています。