世界遺産に指定される広大な豪州カカドゥ国立公園、ジャビルカの大地。そこに4万年をこえて生き続ける先住民族ミラルの人びとの声をかき消すようにウラン鉱山建設が始まった。それは日本の電力会社の資本参加によって開始されたものだった。命の大地を守ろうとする人びとの闘いを描く。

インド社会に根をはる貧困とカーストの中で、最も弱い立場におかれる女性。しかし、だからこそ社会を変えようという働きが女たちから始まる。グジャラート州で行われている女性たちの取り組みを具体的に紹介し、労働、家族、教育、それぞれテーマ別に掘り下げてレポートする。

経済成長一辺倒の急速な開発ではなく、地域の特徴や天然資源を生かし、長期的に持続可能な開発とは何か？ 人びとの手で地域づくりに取り組むＮＧＯ「フィリピン農村開発再建運動」の活動を通して、新しい開発のあり方を考えてみよう。