フェアトレード――。途上国でつくられた製品を適正な価格で取引することで、貧困に苦しむ生産者の自立を支える取り組みです。「強い者」に有利な自由貿易をフェア(公正)なものに変えていく運動でもあります。
日本でフェアトレードが始まって約40年。コーヒーや紅茶、チョコレート、雑貨、衣料品などフェアトレード製品が増えてきた一方、新たな課題も見えてきました。この作品では、日本の実践者や研究者に活動の成果と課題を聞き、世界の貿易と私たちの暮らしのつながり、生産者にとってのフェアトレードの意義を考えます。
フェアトレードをもっともっと身近に感じ、消費者として、市民として、地域の住民の一人として、できることを始めてみませんか?