エクアドル北部インタグ地方は「生態系ホットスポット」とも呼ばれる、生態系豊かな森林が現存している地域です。この森林であらゆる電動技術に必要となる銅の採掘がはじめられようとしています。しかし、それは試掘の時点ですでに河川の汚染を引き起こしており、地域の生態系には多大な悪影響をもたらすことが危惧されています。 一方でエクアドルの憲法第七章では「母なる大地の権利」すなわち自然界の生存権が明言されています。この権利をめぐってエクアドルの法廷で争いが生じています。 果たして当局から企業に割り当てられた採掘権は自然界の生存権を超えるものなのか? そしてそのような対立を起こして採掘された銅はSDGsの精神に適合するものなのか?
裁判の原告団を支えてきた現地の環境活動家カルロス・ソリージャさんに伺いました。