
フィジー共和国ナモシ郡ナルクニブア集落(photo:FoE Japan)
気候危機に揺れる世界―。
イラン戦争を受けて原油価格は高騰し、世界はますます石油に依存しないよう方向転換を迫られています。
しかし、脱炭素化を進めるためには、石油に代わる資源として再生可能エネルギーの発電システムやバッテリ材料、配電インフラを整えるための鉱物類、いわゆる「トランジション鉱物」が必要になると言われています。
現在の石油依存度の高い生活基盤をそのまま再生可能エネルギーに転換しようとするならば、膨大な量の鉱物が必要になると国際エネルギー機関(IEA)などは試算しています。
それだけの鉱物が一体どこから調達できるのでしょうか?
世界では、今まで以上に躍起になった鉱山開発が進められようとしています。
そんな開発地の一つであるフィジーのナモシ郡ワイソイ鉱山予定地付近では、住民が開発圧力に迫られる中で抵抗の声を上げています。
この声に応えた脱炭素化をしていくことが本当の意味での「公正な移行」となるのではないでしょうか?
※本映像は環境再生保全機構の地球環境基金助成を受けて制作しました。
【参考資料】
雲をつかむような開発計画
フィジー : ワイソイ銅鉱山および周辺開発の不可能性(Fair Finance Guide Japan ケース調査報告書)
https://fairfinance.jp/bank/casestudies/namosi2025

