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PARCでは50周年を記念したシンポジウムを2023年9月3日に開催するにあたり、事前の研修として8月29日から9月2日にかけてスタッフ・理事・会員の方と福島での合宿を実施しました。

中通りの二本松市からスタートし、浪江の帰宅困難地域から双葉へ、浜通りを南下して、いわき市まで、4泊5日と駆け足でしたが、各地で視察やアクションを行い、様々な方からお話を伺いました。

初日と2日目は事務局スタッフ全員で、帰宅困難地域の視察や、二本松市東和地区で地元の資源循環をベースとした地域づくりの取組(たい肥センター、地産のぶどうで仕込むワイナリー)などを見学、夜は地元農家の方々が経営する農家民泊にお世話になりました。

3日目の31日には、PARCの理事、会員の方々と合流し、二本松市の道の駅ふくしま東和にて、長年、PARCと活動を共にしてきた菅野正寿さん(元福島有機農業ネットワーク理事長)、「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」原告の三瓶春江さん、『生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟訴訟原告団事務局の佐久間康恵さんのお三方からお話を伺いました。有機農業をベースとした地域づくりに取り組んでいた中での大震災と原発事故にどのように立ち向かっていったのか、自宅が帰宅困難地域となってしまった経緯、原告団にかかわるようになったきっかけや、3・11後の福島で子育てをすること、暮らしていくことへの葛藤などをお話いただき、また福島の現状について意見交換を行いました。

31日当日の様子は「福島のいま」と題し現地からネット配信を行い、複数の方にもご参加いただきました。録画記録を公開しておりますので、ぜひご覧ください。

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