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アジア太平洋資料センター

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PARC自由学校は1982年から開講している市民講座です。毎年様々なテーマをそろえて講座を開講していますが、40年以上ずっと続けている定番講座が英語の講座です。

今年は下記の三つの講座を準備しています。
・武藤一羊の英文精読
・ルイースの”Let’s talk about the world!”
・世界のニュースから国際情勢を読み解こう

武藤一羊の英文精読

武藤一羊さんはアジア太平洋資料センター(PARC)の創設者のひとり。PARC創設に先立って英語で日本の社会運動や左派の動きについて世界に発信するための雑誌『AMPO』を武藤さんたちが創刊したことが後のPARC設立につながりました。いわば社会運動にまつわる英語のスペシャリストとして長年活動をされてきた方です。本講座では武藤さんが注目する著者やテーマをテキストとして取り上げ、英語をただ日本語に訳すのではなく、著者が行間に込めた思想を読み込んでいきます。

今年はEurocentrism(ヨーロッパ中心主義)という大きな観点から武藤さんが選ぶいくつかのテキストを取り上げて、パレスチナ・イスラエルをめぐる問題の世界史的位置づけを分析します。

「武藤一羊の英文精読」講座の詳細はこちら
https://www.parcfs.org/2024-07

ルイースの”Let’s talk about the world!”

一転してルイース・ソレンセンさんには今年初めてPARC自由学校の英語講座を担当いただきます。この講座では、授業をすべて英語で行い、平和・人権・環境など社会問題について英語でディスカッションする力を身に付けることを目指します。

ルイースさんは平和・紛争研究の学位を取得後、複数の国際的に活動するNGOにて平和を実践していくための発信をしてきました。この講座では下記のようなテーマを取り上げる予定です。

〈今年のディスカッションテーマ(予定)〉

海外に向けて日本の実状について、あるいは自分の考えについて発信していくための実践的講座になります。英語でたくさん話してみましょう!

「ルイースの”Let’s talk about the world!”」講座の詳細はこちら:
https://www.parcfs.org/2024-08

世界のニュースから国際情勢を読み解こう

こちらの講座もPARC老舗講座の一つです。講師の選定した英文ニュースクリップの中から国際的にホットな動きをご紹介します。

世界では各地で極右政党が力を増し、権威主義が広がっています。時に緩やかに、そして時に急展開で社会が揺らぐ様相を世界のニュースから読み解きます。さらに、労働運動や環境運動など民衆の運動がそのうねりにどのように抵抗しているのか? 日本ではなかなか報道されない草の根の運動ニュースもピックアップして紹介します。

〈今年ピックアップ予定のメディア例〉

「世界のニュースから国際情勢を読み解こう」講座の詳細はこちら
https://www.parcfs.org/2024-09

じっくり読み込みたい方、発信をできるようになりたい方、大まかに流れをつかみたい方とそれぞれのニーズに合わせたPARCの英語講座をぜひご受講ください。もちろん複数受講いただくことも可能で、これまでにも複数受講された方は少なくありません。ご参加をお待ちしております。

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