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ニッケルは様々な形で日本で使用されている鉱物ですが、近年では電気自動車のバッテリ材料として高い注目を浴びているものです。ところが、その採掘現場や採掘方法についてはPARCの現地調査だけでなく世界中の環境・人権団体が問題を指摘しています。

PARCではこれまでにフィリピン・インドネシア等のニッケル鉱山における先住民族や農家の権利侵害の問題を指摘してきたほか、深海鉱物資源開発についても環境配慮が決して十分でない中に拙速な開発が進もうとしていることへの警鐘を鳴らしてきました。

このたび、フィリピンでのニッケル開発と深海由来の鉱物利用の双方にかかわりを持つ大平洋金属株式会社に対してサステナビリティの観点からサプライチェーン・デューディリジェンスに取り組んでいる内容を質問する質問状を送付しました。

引き続きPARCでは日本や世界で使用される鉱物が環境・人権に配慮された「エシカル」なものであることを目指して調査・提言・啓発活動を続けていきます。

大平洋金属株式会社へ送付した質問状はコチラからご覧いただけます。
https://files.parc-jp.org/docs/PARC_PAMCO_questions20240318.pdf

写真:深海ノジュールのサンプル。ニッケルやマンガンを多く含むこのような金属団塊を回収するために深海環境が乱されようとしている。撮影:アジア太平洋資料センター(PARC)

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